DDがどんなデッキか大雑把に説明するなら、《地獄門の契約書》という《クリフォート・ツール》によって毎ターン状況に応じたDDモンスターをサーチし、スライムたちによる打点2000オーバーモンスターを複数展開したビートダウン、及びワンキルを狙っていくことになります。
採用理由《DD魔導賢者ケプラー》3地獄門がないと始まらないので3確定。中盤以降は《魔神王の契約書》にアクセスし、ワンキルに繋げていきます。罠がサーチできるのもDDの好きなところでもあります。
以前まではサーチしか脳がないアタッカーにもなれない弱小モンスターでしたが、《DDネクロ・スライム》の登場からランク1を作れるようになってようやく戦力に変換しやすくなりました。
●スワラルネクロを素材に《DDD烈火王テムジン》SS、スワラル効果でケプラーSS地獄門サーチ、テムジン効果でネクロSS《森羅の姫芽宮》SS。。。
●ケプラーNS地獄門サーチ、スワラルと適当なDDで融合、スワラル効果でネクロSS《森羅の姫芽宮》SS。。。
●《ワン・フォー・ワン》でケプラーSS地獄門サーチ、地獄門でネクロサーチNS《森羅の姫芽宮》SS。。。
姫芽宮で魔法罠引けたりネクロのコスト落とせたり、手札誘発以外は大体あたりで、DDが落ちればネクロ効果起動から《DDD神託王ダルク》が立ちます。
《DD魔導賢者ガリレイ》3ケプラーが《エフェクト・ヴェーラー》で、地獄門が《幽鬼うさぎ》で止められるだけで攻め手を失い一気にグダりだすためそれを防げるこのカードは3積みです。スライムたちが来て門に頼らず攻めれるようになった今でもうさぎヴェーラーは辛いものです。
邪魔だと思うときはこのカード以外でも変わらないことが多いのと、要らなければ《DDスワラル・スライム》《戦乙女の契約書》で切れるので、被ることよりも確実に握りにいけるようにした方がいいというのが今の考えです。
また、新規によって1度回れば1枚サーチから返せるようにもなったので、地獄門を守る旨みも増しました。
《DDD死偉王ヘル・アーマゲドン》19割9分ワンキル用です。スワラルから《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》を特殊召喚するうえで蘇生先となるカードがラグナ以外にも1枚は欲しく感じたので採用していきました。《DDD反骨王レオニダス》でもいいんですけど、キル以外の場面で出した際にランク8になれるのと、P効果にもワンチャンを期待してこちらを選びました。
《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》3今となっては積み得ですね。スワラルを落としておく理由にもなりますし、スワラルを墓地に起きつつDDDで攻めるだけで返し札になるのが強く、また除外効果も優秀で、被り得でもあるので3以外の理由はないと思います。
《DDバフォメット》1《DDD怒濤王シーザー》が強そうで出すために入れてったのですが、ケプラー+スワラル・ネクロ・バフォメットのいずれか2枚以上を持ってるとワンキルできるということに先ほど気が付きました…。
●ケプラーNS地獄門サーチ、スワラルネクロでダルクSS、スワラル効果でバフォメットSS効果でケプラーを星4にし《DDD怒濤王シーザー》SSして効果発動、ネクロ効果でダルクSS。。。2400+2800+2800=8000
ランク1を立てるのとほぼ同じ要領でバフォメットをSSするパターン。キルに失敗してもシーザーの存在から返しの《励輝士 ヴェルズビュート》等にもある程度耐性が付きます。
《DDナイト・ハウリング》1スワラルからラグナ→ゲドン蘇生からランク8を出した更なる返し手として。エクシーズ素材にすればラグナもゲドンも墓地へ送られるのでこのカード1枚から返すことができます。《DDリリス》なしですので、2枚以上入れる旨みもないのかなと。
《DDスワラル・スライム》3今回のコンセプトの核であり、ワンキル能力及び展開力、返し等一気にDDの性能を飛躍させた陰の立役者です。少ない構築もありますが、DDでは単体だとバニラな連中を攻め札へ変換できる貴重な攻め手なので、少なくともこの構築では3安定です。《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》への回答にもなりますしね。単体記事もあるので、もしよければ
そちらもどうぞ。
《DDネクロ・スライム》3スワラルに比べてあまり採用は見かけませんが、今回はこのカードのためにあるような構築です。縁の下の力持ちのようなカードですが、縁の下をそのまま持ち上げて家ごとひっくり返すのではないかというくらいのパワーカードで、スワラルとこいつだけで5600、《真紅眼の鋼炎竜》で更なるダメージが期待できると言ったらやばさが理解していただけると思います。スワラルと素材にしたり、戦乙女で切ったりできるといってもそれだけだと墓地へ送る手段や除外コストが足りないので、スワラルを活用しランク1を立てながら墓地へと落とします。
《地獄門の契約書》3門があるとなしじゃ安定感がダンチなので3安定ですね。名称指定ターン1なので2枚抱えても2枚サーチが行えるわけでもないので被ると弱いのですが、ツール以上に除去されたときが脆くなりやすいので、ケプラーで2枚目を持ってきたり、ガリレイで除去に耐性を付けたり、除去されても押し切れるようなサーチを行ったりするタイミングはかなり難しく盤面や手札次第ですので、回して感覚を掴むのがいいのかなと思います。
《魔神王の契約書》1素引きしたときの強さにムラがあり、モンスターと引けなかったときがめっぽう弱いので、スワラルで動けることも相まって中盤以降ケプラーからのサーチの選択肢程度に捉えるのが丸く感じました。今以上にDDの枚数を増やすのであれば、動けないDDが固まることもあると思うので2枚目を投入しもっと前のめりな構築もアリなのかなと。
《戦乙女の契約書》3このカードの枚数は構築や好みで結構別れるところだと思います。スライム軸においてはスライムたちによって割と手札消費が激しいので3投は怪しいのかなと思いつつ、他にいい罠も思い浮かばず試すのも兼ねて3投していきました。引きすぎて困った(というほどでもないですが)のは7マッチやって1戦程度で、コストが足りずに困ったということも素引きしたときはなく、終盤の消耗戦の際にサーチするものもなくサーチした時くらいなので気になることもなかったと思います。
《誤封の契約書》サイド1元々はメインにピン挿ししてたんですが、Em系に腐ること、後攻取ることから誘発か展開札に回したいことからサイドに落としました。ただ1枚あるとサーチも出来るのもあってかなり便利で、《スキルドレイン》下でもガリレイ絡めて無理やり持ってくることも出来て、苦手なマジェスペクターに強いのと、前に高打点並べて攻めるスタイルには合ってるので強い1枚だと思います。
DDカード以外に関してはかなり採用理由がガバガバなので省略します。。。
もし気になるところがあればTwitterで聞いてください。。。
エクストラ《DDD神託王ダルク》3《DDD烈火王テムジン》1ダルクは3でも足りないくらいなのでテムジンを増やそうかとも思いましたが2000打点じゃ代役も勤まらないので断念。今のところ融合体が足りなくなった以外でテムジン2枚目が欲しくなった場面はなかったです。
《DDD疾風王アレクサンダー》バフォメットを採用してったので、テムジンアレクシーザーの布陣を作るかと思って入れていきましたが欲しい場面は来ず。うさぎゼピュロスでブラロが欲しい場面が1度ありましたが、局所的だったので微妙ですね…。
《DDD怒濤王シーザー》アタッカーがレオニダスからダルクに変わったことで蘇生効果が活かしやすくなり、貴重な相手に行動を絞らせるカードなので強そうかなとバフォメットも試したくて入れていきましたが、共にワンキル出来る札だったとは…。
《DDD双暁王カリ・ユガ》2出せればPテーマに強いのはもうお墨付きですね。自ら契約書を割ってダメージを回避したりというプレイも取れます。ラグナ効果で出したのち、《DDナイト・ハウリング》からラグナ釣り上げた際に2枚目が必要になります。
《真紅眼の鋼炎竜》レオニダスがいなくともダルク2体で作って実質的なワンキルを目指すのに使います。枠に余裕があれば《幻獣機ドラゴサック》《No.11 ビッグ・アイ》《No.74 マジカル・クラウン-ミッシング・ソード》なんかも採用圏内かなと。
《幻層の守護者アルマデス》スワラルネクロでダルクダルクと並べてフレアメタルを出した場合、フレアメタル1発で8000削るには横に1900以上の打点が必要になるんですが、地獄門からサーチできるその打点がハウリングからアルマデスを作るほかなく(一応他にDDモンスターがあればケプラーから魔神王サーチしていけますが)、その際に必要になってきます。単体性能でこちらを選びましたが、《ヘル・ツイン・コップ》だと《マンジュ・ゴッド》等の上からワンキル出来るかも?(墓地へ送る必要があるのでドクロバットだとダメなのが惜しい)
《森羅の姫芽宮》《ゴーストリック・デュラハン》ケプラーのところで書いたランク1ルートからあるとかなり便利です。姫芽宮はケプラーのところで書いた通り、デュラハンは解決能力を見込んで入れましたが出番は来ず。デュラハンを入れるなら駄天使も入れとくとキルまで行けるので入れときましょう。(気づかず入れ損ねました)
《神竜騎士フェルグラント》ラグナから立てる用ですね。たまに出しますが当日は1度も出さなかったです。
《励輝士 ヴェルズビュート》終末ゼピュロスからの返し札として。マドルチェ相手に1度だけ使いました。
不採用理由《DDD反骨王レオニダス》以前は3投安定でしたが、スライムたちが来てダルクがメインアタッカーになってしまったが故にガリレイと合わせた除去に強いアタッカーとしての旨みが減り、契約書のダメージを受けてそれに反応して特殊召喚するというラグを抱えて戦えるような環境でなくなってしまったのが抜けていった要因です。また、全体的に罠が減りスライムたちによってライフを削るスピードも速くなったことから、契約書のダメージを受けても、先にライフを削り切れるようになったのも拍車をかけてしまいました。
個人的にはピン挿しが結構好きなんですが、後攻取る上で先攻展開に弱い札を抜いてたら気づいたらいなくなってました…。
《DDリリス》スライム軸に於いてはこのカードを絡めた強い動きが組めず、ハウリングから釣るにしても回収して強いモンスターもなく、採用したらしたで手札で浮くことが多かったので最終的には0になってしまいました。ただ、ゼピュロス等を絡めた際はランク4に繋げやすくなるのでなしではないと思いますが、その際は魔神王増やすなどの工夫は必要に感じました。
《ダーク・グレファー》《ジュラゲド》ランク4を出しやすくしたいときに使ってましたが、ダグレはスライムらと引けてないと活かしづらいのと、ゼピュギミックに寄せすぎると門引けてない時に微妙に感じたのでアウト。ジュラゲドはワンキル凌いだり、マジェスぺ叩ける下級になったり、戦乙女と合わせて打点の誤魔化し等を考えましたが、どうしてもDDに下級アタッカーがいないせいで打点アップの効果が活かしづらく微妙に感じ抜けていってしまいました。
キルパターン既に書いてるのも含め、代表的なのを書き出します。
基本的にこのキルパターンを目指して回していくことになります。
が、相手の前を処理しないと成立しないものが多いので、高ダメージを叩きだす参考としても把握してるだけで大分回しやすくなると思います。
《DDスワラル・スライム》+《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》+《DDD死偉王ヘル・アーマゲドン》スワラルゲドンでダルクSS、スワラル効果でラグナSS、効果でゲドンSS:2800+2200+3000
※ゲドンはレオニダスでもフレアメタルを出すことで代用可能
《DD魔導賢者ケプラー》+《DDスワラル・スライム》・《DDネクロ・スライム》・適当なDDモンスターのうち2枚以上ケプラーNS地獄門サーチ、スワラルと適当なDDで融合しダルクSS、スワラル効果でネクロSSデュラハンSS効果でネクロ取り除き駄天使SS、ネクロ効果でダルクSS、最後にフレアメタルSS:2000+2800+2800+500=8100
※デュラハンではなく姫芽宮を出した場合は7400となり、フレアメタル2発で8000に届きます
《DD魔導賢者ケプラー》+《DDスワラル・スライム》・《DDネクロ・スライム》・《DDバフォメット》のうち2枚以上ケプラーNS地獄門サーチ、スワラルネクロでダルクSS、スワラル効果でバフォメットSS効果でケプラーを星4にしシーザーSSして効果発動、ネクロ効果でダルクSS:2400+2800+2800=8000
《地獄門の契約書》+《DDスワラル・スライム》・《DDネクロ・スライム》・《DDナイト・ハウリング》のうち2枚以上スワラルネクロでダルクSS、ハウリングNSスワラルSSアルマデスSS、ネクロ効果でダルクSS、
最後にフレアメタルSS:2800+2200+2800
+500=
83007800※ハウリングの制約からフレアメタル出せなかったです。。。とりあえずこんなところでしょうか。かなり雑になっちゃいましたが、あまり調整も出来てないので、環境に対してどうというよりもスライム軸のDDデッキとしてどんなことをするのか伝わればなと思います。DDはいろんな型で組めるのがいいところなので、型にはまり切らずに色々試したいですね。では。